大きくなあれ!

 朝夕涼しくなり、日差しも少しずつ秋に向かっているように感じます。

今回は、食育活動をご紹介します。

 知立市の食育活動の一環で、市内各保育園で野菜の栽培を行っています。本園は園庭がない環境ですが、職員で考えて園庭がなくても栽培できる野菜を出し合って「もやし」「かいわれ」「豆苗」「ブロッコリースプラウト」など室内で水耕栽培できるものを育てることにし、2歳児を中心に種を水に浸し、観察し始めました。保育室にあるもやしの根が出て、芽が出て大きくなる様子を毎日楽しみに見ていた2歳児さん。保育室に行くと「先生、見て!」と容器ごと持ってきて嬉しそうに見せてくれました。お父さん、お母さんが迎えに来ると、同じように容器を持っていき目をキラキラ輝かせながら話している様子がとても可愛かったです。育った野菜は調理員に料理してもらい、おいしくいただきました。乳児でも興味が持てるようにお話をしながら、一緒にワクワクする気持ちを共感し、野菜の名前を覚えたり、ご家庭の料理の中にある食材を「これ、保育園で育てたね。」などと会話の話題になったりすることも食育に繋がるのではないかと思います。